放課後さいみんクラブ (美少女文庫えすかれ)
フランス書院
発売日:2011-08-19
結愛&翼&陽葵「すごく恥ずかしいのに 好きなキモチがとまらないの!」潔癖生徒会長の広瀬結愛が──どんなエッチな願い事だって叶えてくれる! いつもケンカばかりの二宮翼が──素直になって喘ぎまくり&ご奉仕しまくり! ナマイキだった妹の陽葵が──お兄ちゃん大好きっ娘に変わって嫁宣言! 未来から来た少女たちがくれたのは、なんと無敵の催眠パワー! 高嶺の華との初体験! 修羅場から一転、ハーレム婚! ついには、学校公認の孕ませカップルへ!!
さてさて、新人さんもご登場で大盛り上がりの8月新刊レビューです。まずは河里さんから。
◆ストーリー
いつもの河里さんならば、ストーリーなど無いが如し……と言うべきでしょうが、今回は色々と面白い設定がちらほらあります。
まず、そもそもタイトルにもなっている催眠能力は序盤に謎の幼女より与えられたものなんですが、その幼女の正体は未来から来た自分の娘たちだったんです!
なんでも、自分自身の存在が揺らいでしまっていることを自分たちの能力で感知した娘たちが、自分たちがいる未来を確定させるため、自分の父親――つまり主人公の恋路をサポートし、ヒロインたちに自分たちを確実に孕んでもらおうと、時間遡行してきたというのです。
……よもやこんな大それた設定を作ってくるとは思いもよりませんでしたばい。河里さんの発想力に脱帽です(まぁ最近アニメ放映されている某アニメに影響されたであろうことは容易に想像できますがw)
更に、主人公の精子にはヒロインの能力を増幅させて子どもたちへ遺伝させる特性がある、という設定も登場し、どこかの某美少女文庫作家さんが書いてる鬼江村シリーズの村長さんと似ているような気がしないこともないです。
それに関連して、主人公がアニメオタクという設定もあったためか、作中で色々と
単なる催眠能力の設定付けに留まらず、色々とぶっ飛んでくれた今作は結構強く印象に残りましたね。面白かったです。
なんかこの娘たち3人で二次創作できそうですね。某ダイバージェンス的なやつで。そして「失敗した失敗した失敗した」とか言わせたい(ヤメロ
◆キャラクター
ヒロインは、委員長兼生徒会長の広瀬結愛(ひろせ ゆあ)、幼馴染で元陸上部エースの二宮翼(にのみや つばさ)、実妹でチアリーデング部員の神崎陽葵(かんざき ひまり)の3人。
お気に入りはもちろん陽葵。だって実妹だから。普通彼女でしょ常考(おい)。ちょいと小生意気な娘が素直になると、グッと来ますよね?(他の2人もそうですが) あと金髪ツインテだし、何より「お兄ちゃん」と呼んでくれるヒロインが最強じゃないわけがない!(`・ω・´)キリ
あっ、あと翼が美少女文庫でも珍しいボクっ娘でした。あとピンクのショートカットって珍しいですよね。可愛いのぉ。
◆エロス
催眠術という能力があった割には、あまりマニアックなプレイには走ったりしなかった印象ですね。極めてオーソドックスなエッチがほとんどでした。
あくまで催眠術はヒロインたちを篭絡するまでに使われるだけで、エロス自身にはそれほど干渉していなかったようです。まぁ感度操作とか痛みの快楽変換くらいはありましたが、これは個人的に地味な使われ方だなぁと思ったので。
どうせなら「動物の格好をしてまぐわうことは自然なことなんだよ」とか教え込んでアニマルコスプレエッチとか、「痛くされるのは気持ちいいことなんだよ」とか教え込んでSMプレイとかあっても良かったと思うんですよ。
……うん、全部私の趣味ですね。ゴメンナサイ。
◆イラスト
安定の有子瑶一さんクオリティー。文句なしです!
ただ強いていえば、催眠術という設定を反映してか、ヒロインたちの瞳に特殊加工が施されていた(俗に言うレイプ目)のが少し気になった感じですかね。なんだろう、ちょっと怖かった。多分ヤンデレを彷彿とさせる目だったからかもしれません。
でもおっぱいとかふつくしかったし、ボテったおなかも上手に表現できてたと、結果プラスです。だからおkっす!
◆総評
意外にも設定的に楽しめた一冊でした。でも中身はいつもの河里さんだったかな? という感じ。
エロスの項では冗談半分で言いましたが、もっと催眠術をエロス的に使っても良かったと私は思うナリ。
次回作に期待しまする!
ストーリー:★★★☆☆+
キャラクター:★★★★☆
エロス:★★★☆☆+
イラスト:★★★★☆
美少女文庫公式サイト
エロライトノベルwiki
水響風
AUTHOR: フミツキマサヒト
DATE: 08/28/2011 12:04:13
>試される大地
大地さんも陽葵派ですか。実妹つえー。まぁ近親相姦が嫌いなエロベユーザーはいませんからね(そうか?)
>一番好きなシチュは翼との屋上Hのシーン
金網でひしゃげる宝玉が秀逸なんですね、分かります。
大地さんも陽葵派ですか。実妹つえー。まぁ近親相姦が嫌いなエロベユーザーはいませんからね(そうか?)
>一番好きなシチュは翼との屋上Hのシーン
金網でひしゃげる宝玉が秀逸なんですね、分かります。
コメントの投稿
>ウチの陽葵
おやおや、水響さんにしては大きく出ましたね。宜しい、ならば戦争だ(マテ
>美少女文庫の作家の中でヒロインにお尻を許さない、唯一の作家ですし。
そういえば、河里さんの作品でアナルを見たことないな……。こだわりなんでしょうか?
おやおや、水響さんにしては大きく出ましたね。宜しい、ならば戦争だ(マテ
>美少女文庫の作家の中でヒロインにお尻を許さない、唯一の作家ですし。
そういえば、河里さんの作品でアナルを見たことないな……。こだわりなんでしょうか?
この作品の前にも「妹がいっぱいフルーツバスケット」という作品でツンデレショートヘアの僕っ娘貧乳実妹を
出してます。
これはまだ初期の作品ですが。
あと河里さん意外と細かい設定こだわる人ですよ。
作品を読んでいるとそう見えるシーンがあります。
まあ、アニメや漫画の影響を強く受けやすいのもこの人の
特徴ですが。
コスプレはあってもSMはこの人はやらないでしょう。
さわやか路線がこの人の売りですから。
美少女文庫の作家の中でヒロインにお尻を許さない、
唯一の作家ですし。
お尻に指入れるくらいが限界ですね。
青橋さんなら、ねちっこくやりそうですが。
この作品まだ持ってないのでなんともいえませんが、
なんだか羽沢さんの作品のような雰囲気のある作品ですね。
河里さんは「置かれた状況が特別」という作品が
多く「与えられた能力が特別」という羽沢さんとはちょっと
だけ似ているんですけど。
でもさわやか路線の作家なのに「えすかれ」って凄いな。
出してます。
これはまだ初期の作品ですが。
あと河里さん意外と細かい設定こだわる人ですよ。
作品を読んでいるとそう見えるシーンがあります。
まあ、アニメや漫画の影響を強く受けやすいのもこの人の
特徴ですが。
コスプレはあってもSMはこの人はやらないでしょう。
さわやか路線がこの人の売りですから。
美少女文庫の作家の中でヒロインにお尻を許さない、
唯一の作家ですし。
お尻に指入れるくらいが限界ですね。
青橋さんなら、ねちっこくやりそうですが。
この作品まだ持ってないのでなんともいえませんが、
なんだか羽沢さんの作品のような雰囲気のある作品ですね。
河里さんは「置かれた状況が特別」という作品が
多く「与えられた能力が特別」という羽沢さんとはちょっと
だけ似ているんですけど。
でもさわやか路線の作家なのに「えすかれ」って凄いな。
もう、誰も彼も陽葵陽葵って……。
> だって実妹だから。
そんだけの理由しか挙げられない人にウチの陽葵は譲れませんね(笑)。
> だって実妹だから。
そんだけの理由しか挙げられない人にウチの陽葵は譲れませんね(笑)。