(美少女えすかれ文庫)お嬢様は白いのがトコトンお好き!?
よもや続きが出るとは思わなんだ……。(挨拶)
ひさびさのレビューですが、実はこれまだ全部読んでないです。
でもなんかもういいやって気分になったので(ヲイッ)書いちゃいますね。スンマソン。
この作品は去年の夏頃に出た「お嬢様は白いのがお好き!?」の直接な続編となっています。「サムライガール」や「メイドなります!」、「メイドインバトル!」と似たようなものですかね。私自身は直接の続編である作品を読むのは初めてです。
さて、感想なのですが……、うーむぅ。なーんか、なぁ……。
正直に申しましょう。なんか、ピンとこない。
原因はなんとなく分かってます。続編であるがゆえの弊害といいましょうか。
今回の作品は、分かりやすく言うと「エロゲーのファンディスク」なんです。全てに本編は前作で終了し、今回はただひたすらシチュエーションを変えながらエロをするのみ。ある意味ポルノメディアとして潔いといえますが、悪い言い方をしてしまうとそれらは既に蛇足なんです。
私は進むべきゴールに沿いながらエロをする作品が好みなんですよね。だから今回の、ただ純粋にエロシーンのみを収録したような今作には、若干乗り切れなかったわけです。
そんなこと言ったら河里作品はどうなんじゃ、とお思いでしょうが、あの人の作品は最初からあぁいう作風なので、私としては特に気になりません。前作の「お嬢様は白いのがお好き!?」がストーリーのある作風であったために、今回もそーいうを期待して肩透かしを喰らった感があったんだと思います。
あと前作は気合の入ったマンガが収録されていましたが、今回もひとつだけありました。
……なぜひとつだけだったのか。前作で鬼ノ仁さんが燃え尽きてしまったのか、それとも編集部が今回は押さえていこうと思ったのか。どーなんでしょうね。
そして挿絵。
何故か純粋にエロをしているイラストが実は少ないんです。全身黒タイツの執事と武装メイドの挿絵とか、雄汁まみれのライダースーツの足しか見えない挿絵とか、このチョイスはわざとなんでしょうか? うーむ、どういう狙いがあったんでしょうかね。
あとすっごい実も蓋もないこと言っちゃいますが、続編を書くんだったら「妹ChuChu」の続編が私はよかったです!
そして人間サイズになったエルナと美奈が進争奪戦するとか、想像するだけで…………。
──総 評──
キャラクター:★★★☆☆+
ストーリー:★★☆☆☆+
エロス:★★★★☆
イラスト:★★★★☆
美少女文庫公式サイト
エロライトノベルWiki
美少女文庫 レビューブログ
読み人知らず。
(2010年5月)美少女文庫、サンプルシーンが公開されました
良い子の(大きな)お友達のみんな、ミ ナ ギ ッ テ ル ?(最悪や)
美少女文庫5月分の新刊が発表されましたね。
今月は以下の4冊の模様。今週中には出るかな?
とりあえず第一陣は「さいみん生徒会」と「お姉ちゃんを×ませて?」で行こうかと思います。
青橋さんは第二陣、山口さんは他のレビューや評判を聞いてからにします。でも山口さん、今回リバーシブル表紙になるという話らしい……。
マヂでかっ?!
そんじゃそれぞれの作品の第一印象をさらっと。
【さいみん生徒会】
期待半分、不安半分。巽さんの「さいみん!」での苦さと、七海さん初のトリプルヒロイン制度がどう転ぶか……。とりあえず、みんな平等にしたら薄くなったというのはご勘弁を。
【妹はふたご巫女 ツンでヤンで兄想い!】
青橋さんの妹モノって、かなり久しぶりですかね? でもタイトルの時点でもう「ヤン」とか入ってるということは、今回もまた強烈な独占欲強いヒロイン誕生の予感……。
【姉妹丼でいこう!】
リバーシブル表紙仕様。「姉妹」とありますが、サンプルでは母も登場してるので実質トリプルヒロインもの? 挿絵は知らん方やな……。色んな意味で予測がつかない。
【お姉ちゃんを×ませて】
今月のTHE・注目株。サンプルのイラストと猫化+姉モノということで即決。これはなんというエロス……。あっ、そーいや上原さんお久しぶりですw
美少女文庫5月分の新刊が発表されましたね。
今月は以下の4冊の模様。今週中には出るかな?
とりあえず第一陣は「さいみん生徒会」と「お姉ちゃんを×ませて?」で行こうかと思います。
青橋さんは第二陣、山口さんは他のレビューや評判を聞いてからにします。でも山口さん、今回リバーシブル表紙になるという話らしい……。
マヂでかっ?!
そんじゃそれぞれの作品の第一印象をさらっと。
【さいみん生徒会】
期待半分、不安半分。巽さんの「さいみん!」での苦さと、七海さん初のトリプルヒロイン制度がどう転ぶか……。とりあえず、みんな平等にしたら薄くなったというのはご勘弁を。
【妹はふたご巫女 ツンでヤンで兄想い!】
青橋さんの妹モノって、かなり久しぶりですかね? でもタイトルの時点でもう「ヤン」とか入ってるということは、今回もまた強烈な独占欲強いヒロイン誕生の予感……。
【姉妹丼でいこう!】
リバーシブル表紙仕様。「姉妹」とありますが、サンプルでは母も登場してるので実質トリプルヒロインもの? 挿絵は知らん方やな……。色んな意味で予測がつかない。
【お姉ちゃんを×ませて】
今月のTHE・注目株。サンプルのイラストと猫化+姉モノということで即決。これはなんというエロス……。あっ、そーいや上原さんお久しぶりですw
(ニ次元ドリーム文庫)暴れん坊メイドは甘えん坊
画像がないって、どういうことなの……?(挨拶)
はい、そんなこんなでメイドバカ一代のフミツキです。今回は「暴れん坊メイドは甘えん坊」をお送り致します。
メイドは無条件で高評価……。そう思っていた時期が私にもありました。
ですが、全ての作品が良かったというわけじゃないんだと、切ない現実を私はナイフの如く喉元に突きつけられたわけです。まぁ、仕方ないですが。
主人公・宝飯大雅(ほい ひろまさ)は名家の御曹司でありながら、だらしない父親に心酔するメイドたちを姿に幻滅し独り暮らしをしている大学生。そんな許に父から遣わされたメイド・長谷川朱莉 (はせがわ あかり)がやってきます。
数多くのメイドが今までも彼の許へやってきましたが、その全てを追い返していた大雅。だが彼女は自分が追い返されそうだと知るやいなや、恐ろしく暴力的な一面を覗かせそのまま彼の許に居座ることに成功します。
そんなこんなで大雅はメイドと狭い一室で同棲生活を送ることとなるんですが……。
大雑把なあらすじはこんな感じです。
タイトルにもある「暴れん坊」というのは、すぐに手が出やすい暴力的な一面を現しているわけですが、実は単に暴力的というわけではなく、感情が高ぶるとそうなってしまうというだけなんです。
てっきり猟奇的な性格かとばかり……。
しかも彼女はかつて大雅と出会っており、その時から彼を一途に思っていた純真な心の持ち主でもあるのです。「甘えん坊」というのは、そんな愛しの彼に甘えたい彼女の本心を現しているのです。
序盤のほうで彼女の心理描写が出ているんですが、朱莉が自身の手が出やすい性格を苦に思い悩んでいるシーンがあるんですが、すごくそこが可愛いんですよ。うん、えぇ娘やないけ。
だが先述した通り、この作品は激しく私の
読んだ直後はよく分からなかったんですが、今でもその全てが分かったわけではありません。
ただ、ある程度説明はできるくらいには纏まったようです。
多分なんですが、主人公・ヒロインともに理屈っぽくすぎたのが悪かったんでしょうか?
こうしたら嫌われるかもしれない、こんな気持ちでエッチしちゃいけない、こんな時ならどうするべき……etc。
私すっげぇひどいこと言いますけど、うだうだしてないでさっさとヤれと言いたい。またヤらなくても、その他日常イベントを展開しておくれ。
思い悩むのは悪くなんですが、彼らの場合冗長すぎたのかもしれません。まぁそれだけ彼らが真面目で不器用なんだと思いますがね。
あと、タイトルに偽りなしではあるんですが、結果として「甘えん坊」の部分がちょっと気にかかりました。
基本的に朱莉は大雅が大好きなんですが、その愛情表現は「相手に尽くす」より「相手に構われたい」という部分が大きいようです。
これは明らかに私の偏見なんですが、メイド属性とは大なり小なり「他者に尽くしてなんぼ」と思ってます。そういった意味では、彼女は私の中のメイド像と離れていたと思うのです。それが、彼女というキャラクターを心の底から好きになれなかった要因だったのかもしれません。
あっ、誤解なきよう言いますけども、嫌いではないですよ? 年下や後輩キャラならベストマッチだったでしょうね。まぁそれを「敢えて」なのがこの作品なんでしょうが。
──総 評──
キャラクター:★★★☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
エロス:★★★☆☆
イラスト:★★★★☆
ニ次元ドリーム文庫