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(美少女文庫)センセイは俺の嫁!?

センセイは俺の嫁!? (美少女文庫) 

はちみつ授業ですね、分かります(挨拶)


……さて、はちみつ授業なんて言って通じる人なんざいないと思いつつも、ボケられずにはいられなかったマサヒトのレビューです。
今回はみかづきさんの新刊ですね。


前作「生徒会長は俺の嫁!?」類似コンセプトの作品の様子。シリーズものになるんでしょうか?
今回は美人教師との恋愛。生徒×教師という禁忌的な側面もありますが、全体の雰囲気はふんわり甘々、そしてちょっとのシリアスというガチ恋愛ものです。
この点は前回も同じですが、続けての執筆だったためか、こちらのほうがよりしっかりとした作品になった印象を受けました。


物語は、ひょんなことからお嬢様高校のセレブ教師・有栖燈華(ありす とうか)から婚約者にならないかと持ちかけられた主人公・相田勝が、紆余曲折を経て徐々に恋心を築き上げていくおはなしです。
……実にざっくりした説明ですが、そうとしか言いようがないのです。ただその代わり、かなり真剣に恋愛しています。
そもそもの出会い自体や婚約者云々もかなり強引であったのがかなり厳しいですが、その序盤さえ気にしなければ、教師と生徒という立場から来る現実的な問題や燈華先生を狙う下衆野郎との確執など、結構面白いです。


これを読んで思ってたのが、勝や燈華先生のバックボーンが結構深めに設定されていて、かなり真面目な二人だなーと感じました。終盤に勝が燈華先生の父親に交際を認めてもらうイベントがあるんですが、そこでも彼の真面目さや誠実さが如実に現れていると思います。
そして彼って、結構恵まれてる人間ですよね。彼のバイト先の店長も言ってましたが、周りの人たちが応援してやりたくなるような、人に好かれる人間なんです。なんか結構、好感持てます。
燈華先生も、勝よりも当然年上であるものの、彼の前では結構頑固だったり抜けているところがあって、「凛とした大人の女性」というより「可愛い女性」と言った形容が似合う感じだと思います。


ちょいと……と思った点は、前述した通り、婚約者云々の流れが強引だったこと。
燈華先生が勝にそう持ちかけたのは、そもそも勝がバイト帰りに深夜外出したことを見咎めたのがきっかけでした。彼をその場では大学生ということで事無きを得ますが、疑ったお詫びに食事を奢ると先生から申し出、その車内でしばし会話をしたのち、いきなり「婚約者にならないか」と出たわけです。
まぁ結果的に言えば、彼は誠実な人間だったので問題なしではありましたが、わずか数分話しただけで婚約者にならないかってのはいくらなんでもどーかと。そもそもが、老い先短い命(と彼女はカン違いしている)な先生の父を安心させるためっていうんですからね。……まぁ、結婚観は人それぞれ、ということにしておきましょう。


ところで、これは突っ込まねばならないと思ったので、言わせていただきます。

 深夜アニメが放送されていた。おっぱいだのパンチラだのが大画面いっぱいに移り、所狭しと暴れまわる。
 猫耳におっぱいメイドに貧乳幼女とか、萌えてんこもりの作品で……(省略)

「おま●もりひ●り」じゃないですよね、みかづきさん?



   ──総 評──
キャラクター:★★★☆☆+
ストーリー:★★★★☆
エロス:★★☆☆☆
イラスト:★★★★☆


美少女文庫公式サイト
エロライトノベルWiki
美少女文庫 レビューブログ
読み人知らず。 
みかづき紅月の館(みかづき紅月さん本人による紹介)

AUTHOR: フミツキマサヒト DATE: 05/11/2010 22:44:25 >エロの流れがサムライガールみたい~
どんな作品を書いても、根本となるエロスは一緒ってことでしょうか。でも私はそれがみかづきさんの味だと思っていますよ。
ゆっくり丁寧にエロス、と誰かが言っておりました。

コメントの投稿

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最近、可愛い年上ヒロインが多くて、私は嬉しい限りです。

それにしても、随所に妙なネタのある作品でしたね。中二病の中二とか……。



ところでyusuke22さん、くえすのファンですか? 実は私もです。いいですよね、彼女。

おおっと、読まれましたかっ!橙華先生は「か、可愛い!」と言いたくなるような、甘い雰囲気ですよね。

そして、おまひまにはなぜくえすが出ないっ?!
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プロフィール

フミツキマサヒト

Author:フミツキマサヒト
オタク属性持ちの社会人。美少女文庫とは06年くらいからの付き合いで、そこからズルズルとJPへのめり込む。(義)妹とメイドとツンデレと×ェ××オが好き。
※画像はAuthorと関係ございません。

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