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(美少女文庫)お嬢様姉妹はW嫁!

お嬢様姉妹はW嫁! (美少女文庫) 

姉妹「働いたら負けだと思ってる」(挨拶)


はい。3月発売分を今更レビューする時期遅れのマサヒトです。そんなわけで、やっとこさレビューなわけです。
さて、今回は去年出た「W新婚お嬢さま!」とタイトルが似ていますが、コンセプトはそこまで似てはいないですかね。今回の場合は、単に似てしまっただけでしょう。むしろ、「お嬢様×お嬢様」に似ています。


青橋 由高
フランス書院
発売日:2009-01
 
青橋 由高
フランス書院
発売日:2006-08



で、肝心の評価なんですが、……ごめんなさい! ダメでした!
と言いますのも、この作品自体の根底からしてそもそも、今回は私向けじゃなかったみたいです。
ヒロインはお嬢様の円城寺美夏(えんじょうじ みか)と蘭(らん)姉妹で、あまりにもぐだぐだすぎる性格をしています。主人公である塀内貢(へいうち みつぐ)に衣食住を全部依存するほどであり、そのくせ自分たちでそれを治す気がゼロという、重病患者だったりします。

物語は、そんな姉妹を鍛えなおすために二人を東北の高校へと編入させることから始まります。ですが、何故かお目付け役として貢まで同行させられることになるんですが、一応そこでの暮らしは姉妹を鍛えなおすため。ですが、今までだらしなかった姉妹がそうそう頑張るはずもなく、今まで通りズルズルと貢に世話をさせる生活を送っていたのでした……。


さてこの物語の肝は、見た目は可憐で由緒正しいお嬢様でありながら、この実態はぐーたらな女の子、となるわけなのですが、これがそもそも私が気に入らない問題だったりします。
ネタバレしてしまいますが、この姉妹は結局貢に頼りっぱなしになることとなります。というのも、円城寺姉妹は二人揃って主人公に惚れておりまして、自分たちが出来る人間になってしまえば円城寺の跡取りとなって政略結婚させられることとなり、貢と離れ離れになってしまうと考えたのです。
ならば、彼と一緒にいるためにはどうすれば良いか? それはずっと彼に世話をしてもらえるようにふしだらままでいれば良いのだ、という結論に至ったのです。

……いやまぁ、気持ちは分かりますよ。でもですね、だからといって「だらしないままでいい」だなんて、そんなことを平然といえるヒロインを私は人間的に好きになれなかったんです。
事情が事情なんであんまり強くは言いませんが、切磋琢磨し、常に精進し、頑張る輝いたヒロインが私は理想なんです。美夏と蘭はそれを真逆にいくヒロイン。これじゃどーしようもない。
まぁもっとも、創作物なんで私が軽く考えればよいだけなんでしょうけど、私にはそれが出来なかったようです。

なので申し訳ありません。この作品は私の中では低評価となりました。あしからず。


   ──総 評──
キャラクター:★★☆☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
エロス:★★☆☆☆+
イラスト:★★★☆☆




美少女文庫公式サイト
エロライトノベルWiki
美少女文庫 レビューブログ
読み人知らず。
DATE: 05/06/2010 00:08:24 >水響さん
 >読むときにいくつかのモードがある~
モードの概念は分かるんですけども、あの姉妹は私が習得している全てのモードでも難しかったってことなんですよ。主人公がもーちょいツッコミの強いキャラだったら、上手く中和できたんでしょうけども。「トリプル許婚」の拓光みたいな。

>みきりっちさん
 >「読み人知らず。」さんのリンク先もうちのブログの方に~
をっと、それは失礼しました。
さっさと直しておきます。失礼しました。

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プロフィール

フミツキマサヒト

Author:フミツキマサヒト
オタク属性持ちの社会人。美少女文庫とは06年くらいからの付き合いで、そこからズルズルとJPへのめり込む。(義)妹とメイドとツンデレと×ェ××オが好き。
※画像はAuthorと関係ございません。

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