(二次元ドリーム文庫)ボクのメイドは同級生
萌える! すごく萌えるよ萌葱さん!
……これでええか?(挨拶)
さた、このブログ的にはさっさと最萌選手権をするべきなのでしょうが、その前にこのレビューをしちゃいたいと思います。
ご期待している(かどうか甚だ疑問ですが)皆さん、もう少しお待ちください。
筆者の神楽陽子さんとは二回目のお付き合いなのですが、前回読んだ「魔法少女の育て方 お兄ちゃんはハイポーション」※1が途中放棄という結果に終わってしまい(実話)、それに気づかずメイドというだけでホイホイ購入してしまった愚者のマサヒトです。
※1
で、結果なんですが……。
とっても、良かったんじゃないでしょうか?
ニ次元で主流となっている「ストーリー? なにそれ美味しいの? 美味しいのは女の子だよ」的方針により、ストーリーは確かに無いが如しです。
更に全5章(エピローグ含む)あるうち、物語の起伏やら盛り上がりやらが欠けている点があります。
ヒロインの萌葱が主人公の誠一を好いていることを物語当初から既に描写されてはいましたが、セックスとなるきっかけが特になかったんですよね。ただ単に、物語が始まって丁度良いページ数になったから始めましょう的な感じで、物語の終わりも「おや? いつの間にエピローグ? どこで盛り上がれがいいの? あぁそうか、愚息でズボンを盛り上g」みたいな流れです。
あとこれは個人的嗜好によると思いますが、誠一は萌葱を褒める時「萌える」とかって言うんですよね。俺、「萌え」って直に言う主人公始めてみたよ……。まぁ代わりに「可愛い」や「エロい」や「マロい」と脳内変換すればさしたる問題にはならないかと。
正直言えば、普通の物語としてはひどい有様ですが、純粋にエロ特化の小説と見るならば、ある意味潔いと私は思います。
メイドなので当然メイド服が基本ですが、シチュエーションによって体操服(ブルマ)・猫耳カチューチャ+猫尻アナルボーズ・スク水+エプロンという、フェチズムもしっかり押さえております。
あとヒロインはエロの素質があるのか、結構な隠語使いだったりします。
「あなるよりお詫び、お詫び申ひ上げます!」
「僭越ながら、ご主人様のびくびくと、イクイクご一緒させてくださいぃ!」
「××××よりよりっおしたひ、お慕い申し上げます!」
エロ……。(注:褒め言葉)
それでいてイラストもクリティカルヒットだったりするんで、もうどうにかなっちまうそうです。87頁のとか、マイフェイバリット級です。
さて、これから最萌選手権の記事を書くか……。
──総 評──
キャラクター:★★★★☆+
ストーリー:★★☆☆☆
エロス:★★★★☆+
イラスト:★★★★☆+
ニ次元ドリーム文庫での紹介