(美少女文庫)姫騎士サマは放課後M!?
今年最後のレビューになってしまいました……。
なんか寂しいのぉ。
さた、それはともかく。
絵師とタイトルを見ていただければ、勘の良い方は気づいたと思います。
以前も巽さんは、↓な作品を出してます。
生徒会長サマは放課後M!? (美少女文庫)
今作はこれとコンセプトを似せたものらしく、締め方も似たようなもので落ち着いているのですが、それは読んでみてのお楽しみってことで。
ただこのオチ、今月の美少女文庫4冊中3冊やってるんですよねぇ。以前はタブーと言われていたんですが(といつだったかわかつきひかるさんが言ってました)、今ではもう確立されたエンドのひとつなのでしょうか?
ヒロインは、フランス貴族の血統を継ぐアルピーヌ・グラヴィエール。
騎士というのは、かつて祖先がそうだったというだけで、彼女自身がれっきとした「姫騎士」という職業についてるわけではないようです。いわば称号とか記号的なものでしょう。
彼女はかつて日本に住んでいたときに幼馴染となった主人公・伊福部乃人(いふくべ ないと)と再会するべく来日、全体朝礼の最中に白馬に跨って乱入してくるわけなのですが、肝心の主人公はインドアなヲタクになってしまっていたわけです。
「なにかの間違いだ! こんな……こんな……!?」とのたまう彼女は、幼い頃の主人公が言っていた「サムライ」になれるように特訓を施していくのですが、紆余曲折していくうちに二人はエロい関係になっていくのです……的な物語です。
騎士道たらんとし、主人公にも侍道を強いる彼女はかなりの堅物ですが、一度エロい目にあって主人公に隷属させられる(※あくまでそーいうプレイです)と、色々と思うようになって考え方も変わっていきます。主人公も主人公で、堅物で理解できないと思っていたアルピーヌへの態度を徐々に変えていきます。きっかけがエロってのは、もはや美少女文庫のお約束ですね。
まぁ今回はそーいった部分は、(個人的には)あまり突飛でない普通な感じを受けましたが、この作品のウリはそこではなく、エロのところでしょうか。
今回、巽さんは凄いネタを引っ張って来ました。
小水……つまりションベンです。エロ的には聖水というべきでしょうか?(言うな)
なんと作中で、お互いの顔にションベンを掛け合うシーンがあるのですが、それなんて儀式? 珍しくはありますが、これでエキサイティンですかどうかはまた別な気がしますがねぇ。まぁいいですが(いいのかっ
あと、ナニを填めたまま乗馬するという荒行も登場。しかも馬が暴走して街中を疾走してしまうのですが、そんなナニの最中でもし馬が人だかりの中、制止してしまえばどうなるか……想像できますよね? おぉ、こわいこわい。
ところでこのアルピーヌさん。
某エロゲーの○ルヴ○アさんにくりそつなのですが、……これは狙ってますよね? 「生徒会長は放課後M!?」だって某声優を似せたという話ですし(誰に似せたかは私からは言えないっす)。
……今確認してきました。アルピーヌさん、似せてるんじゃないですな。これはそのモデルの方、99%まんまでしたw
巽さん……おそろしい子っ!
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