先生と結婚シテして (美少女文庫)
「一生独身はイヤァァァァ!」
まさか憧れの百合乃先生が、高嶺の華すぎて恋人ゼロのおひとり様だったなんて!
逆告白され、結婚前提のお付き合い!? Gカップボディも、ダメ愛しいヘタレな姿も、僕しか知らない彼女の魅力!
初体験からエロエロご奉仕! 恋愛未熟な二人は、ラブも受験も一生懸命!
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逆告白され、結婚前提のお付き合い!? Gカップボディも、ダメ愛しいヘタレな姿も、僕しか知らない彼女の魅力!
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今更感バリバリですが、3月に出ましたみかづきさんの本をレビュー、いきたいと思いまふ。
◆ストーリー
生徒と教師の恋愛モノとしては、以前あった「センセイは俺の嫁!?」がありましたが、受ける印象は大分違いますね。キリッとした燈華先生と残念な百合乃先生のキャラ付けではあると思いますが。
物語の流れ的にも、今作は主人公の浩介が色々と百合乃先生を励ましたり慰めたりする展開が多く、また最後の最後まで世間的には秘めた関係で締めに入ったので、「センセイは俺の嫁!?」と比較するとこちらは若干こじんまり収まった印象が強いかも。
それと、今回も主人公やヒロインには身分相応の試練(試験不合格とか)が降りかかったりしましたが、それを乗り越えた時の感動や感慨深さはやはり読んでいて気持ちいいものですね。毎度言ってるかもしれませんが、こういう主人公の成長モノとしての側面もしっかりと描かれているのが、みかづきさんらしいなと思ってたりします。
評価:★★★☆☆+
◆キャラクター
百合乃……
とにかく残念な大人の女性っぷりが他の美少女文庫にあまり見られなくて、結構新鮮でした。
中盤まではそんな残念ぶりを浩介が宥める展開が続きましたが、終盤の浩介が滑り止めの高校へ受かって報告へ行った際の彼女の落ち着きっぷりが、やはり大人だなぁと感じさせられるワンシーンでしたかね。
伊万里……
サブ扱いだったためか、挿絵にすら登場せず。でも要所要所でなかなかに良い動きをしてくれて、浩介が謎の家庭教師さんへ心が向いていても、決して自分の想いを捨てないでいるところが台詞の端々から滲み出ていて、もういじらしいやら何やら。てか、私は百合乃先生より伊万里が好きになりましたね。
「まだ諦めたワケじゃないんだからね。ここからがスタートなんだから! あたしを本気にさせると怖いんだからっ!」
こんな台詞出てきたらもう好きにならないでどうしろと小一時間。サブ扱いだったのが大いに悔やまれる……。まぁサブ扱いだったからこそ出た台詞なんですが。
評価:★★★☆☆+
◆エロス
エッチのことになると浩介が教師になる、という言い分はちょっと面白かったかもw
シチュエーションとかは結構ノーマルでいまいちエレクトに欠けましたが、クリスマスのクリーム女体盛りは良かったですね。
評価:★★☆☆+
◆イラスト
「センセイは俺の嫁!?」を踏襲してか、再び七瀬葵さんが挿絵に担当になったみたいですね。
エロスという点では若干私と趣向が合わないものの、綺麗な女性が描かれているという点では相変わらずお上手だなぁという印象です。
評価:★★★☆☆+
◆総評
ぶっちゃけた話、百合乃先生より伊万里のカッコよさやいじらしさが印象に残ってたり。
アレだ、浩介が百合乃先生をもらったんなら、俺が伊万里を貰っても問題ないと思うんだ。皆もそう思うだろ?(注:思いません)。
伊万里かわいいお伊万里。
ストーリー:★★★☆☆+
キャラクター:★★★☆☆+
エロス:★★☆☆+
イラスト:★★★☆☆+
美少女文庫公式サイト
エロライトノベルWiki
美少女文庫レビューブログ
読み人知らず。
AUTHOR: 試される大地
DATE: 05/09/2011 22:09:01
>実妹や実姉に手を出す主人公よりはマシ
それは盲点でした……!
まさに目から鱗が落ちたような気分です(;゚д゚)
我ながら本気で重症だ……。
それは盲点でした……!
まさに目から鱗が落ちたような気分です(;゚д゚)
我ながら本気で重症だ……。
コメントの投稿
この作品はある意味、美少女文庫の限界に挑戦した作品ですよね。
なんせ、美“少女”文庫なのにヒロインの百合乃先生が2×才で、エピローグでは×0才の誕生日を迎えてしまうわけですから(笑)
どっかの地球外知性体も「この国では成長途中の女のことを『少女』って呼ぶんだろ?」って言ってたはずなんですけど……(;゚д゚)
と、まぁ冗談は半分くらいで、百合乃先生がいくつであろうとも、しっかり可愛らしく「ヒロイン」やってくれてるんで全然OKなんですけどね。
むしろ恋愛や結婚に必死な百合乃先生の残念さ具合や恋人ができてはしゃいでる様子は読んでてニヨニヨしてしまいましたし( ゚∀゚)
とはいえ、いくら必死でもさすがに〇学生の教え子に手を出す(出された、とも言う)のは聖職者としてマズいんでねぇの?とも思ったり(笑)
いやぁしかし、みかづき先生は「可愛らしいヒロイン」を描くことに関して、美少女文庫執筆陣の中でもトップクラスの実力を持っていますよね。
なんていうか、「エロい」かどうかは別として「可愛い!」と思わせられることが多い作家さんなんですよね、個人的に。
なんせ、美“少女”文庫なのにヒロインの百合乃先生が2×才で、エピローグでは×0才の誕生日を迎えてしまうわけですから(笑)
どっかの地球外知性体も「この国では成長途中の女のことを『少女』って呼ぶんだろ?」って言ってたはずなんですけど……(;゚д゚)
と、まぁ冗談は半分くらいで、百合乃先生がいくつであろうとも、しっかり可愛らしく「ヒロイン」やってくれてるんで全然OKなんですけどね。
むしろ恋愛や結婚に必死な百合乃先生の残念さ具合や恋人ができてはしゃいでる様子は読んでてニヨニヨしてしまいましたし( ゚∀゚)
とはいえ、いくら必死でもさすがに〇学生の教え子に手を出す(出された、とも言う)のは聖職者としてマズいんでねぇの?とも思ったり(笑)
いやぁしかし、みかづき先生は「可愛らしいヒロイン」を描くことに関して、美少女文庫執筆陣の中でもトップクラスの実力を持っていますよね。
なんていうか、「エロい」かどうかは別として「可愛い!」と思わせられることが多い作家さんなんですよね、個人的に。