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妹は電波系(美少女文庫)

妹は電波系?E (美少女文庫)
青橋 由高
フランス書院
発売日:2011-03-19

響とお兄ちゃんは前世から恋人なの!
アホ毛をひゅんひゅん回転させて(!?)妹が見せる天使の笑み! 一途で電波な愛からは逃げられない!
朝の目覚めはぺろぺろフェラ! 初体験はにゃんにゃん騎乗位! 裸エプロン&ウサ耳バニーで、メロメロにしてあげる!
未来永劫、私たちはラブラブでしょ?


さて、早速レビューいきますか。今回は……うん、色々とすごいね。


今回のヒロイン・八神響は主人公で義兄・陸と108の前世において全て結ばれた過去があると語る、妄言癖がたくましい少女です。
美少女文庫的に思い浮かぶのが、中二病を患っている栗栖色羽(「妹邪気眼!」)や実兄が好き過ぎて残念になった奥城彩夏(「お兄ちゃんのこと、好き好き大好き好き好き」)が出てきますが、響はそんな彼女らと一線を画するほどのド電波ぶりです。
これはえと……、あぁもういいやはっきり言う。引くわ。

そしてこの手のヒロインに多い嫉妬深さですが、それも他のヒロインの追随を許さないレベル。
4泊5日の修学旅行の直前まで、兄としばらく会えないからと土日中ずっと監禁するとか、トイレすら尿瓶でさせたとか(陸が大きなトラウマをこさえた)、そして修学旅行にまで着いて来るとか……。あと前世とかも言ってましたっけ。
これはえと……、あぁもういいやはっきり言う。引くわ。無理だお。

私、基本的に束縛の強いヒロインは好まないんです。ただそれを設定や主人公とかで上手く中和・抑制して魅力だけを増量できると好きになることもあるんですが、響にはそれがない。
某所のレビューにおいても、陸と響の組み合わせはあまり上手く言ってないという指摘がありましたが、まぁ納得です。ド電波の響と釣り合うには、陸はあまりにも普通の人間過ぎた。まぁ仕方ないですが。


ただ悪いことばかりではなく、エロスにおいてはなかなかのレベルかと。
特に天河さんの挿絵は気合が違う。レオタード猫耳とか、バニースーツとか、ゴスロリドレスとか、よくやった!
まぁそもそもはシーンを設定した青橋さんの功績なんですが。さすが半脱ぎをジャスティスと言っただけのことはありまする!


というわけで、今回は大変厳しい評価となりました。
ぶっちゃけ、読む前から嫌な予感はしてたんですが、まさかど真ん中でストライクってさぁ……。
私は青橋さんの妹モノとは相性が悪いのかもしれません。


   ──総 評──
キャラクター:★★☆☆☆
ストーリー:★★☆☆☆+
エロス:★★★☆☆+
イラスト:★★★☆☆+


美少女文庫公式サイト
エロライトノベルWiki
美少女文庫レビューブログ
読み人知らず。
水響風
AUTHOR: フミツキマサヒト DATE: 04/22/2011 00:19:01 >一所懸命束縛しようとするのに、いつも裏をかかれちゃう、とか。

青橋さんの次回作に期待しましょう。残念ヒロインと変態主人公カムバック!

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プロフィール

フミツキマサヒト

Author:フミツキマサヒト
オタク属性持ちの社会人。美少女文庫とは06年くらいからの付き合いで、そこからズルズルとJPへのめり込む。(義)妹とメイドとツンデレと×ェ××オが好き。
※画像はAuthorと関係ございません。

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