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それでも水着は脱がさない! (ぷちぱら文庫)



偶然当たった沖縄旅行。憧れの水無瀬まどかとつきあい始め、幸せ絶頂だった康祐は、迷わず決意を固めた。この旅行中に、まどかと初エッチをするのだ。だが、行きの機内で出会った陽子に初体験を手伝ってもらったことで、ふたりの旅行は誘惑の連続になってしまった。意外と巨乳だったまどかの水着姿に感動しつつ、大人な陽子にも惹かれる康祐は、水着エッチの毎日に!


時期遅れ上等! というわけで、8月発売(!?)のぷちぱら文庫Creative第3弾でございます。
今回は水着フェチ大歓喜の作品でした。フェティズム最高! 諸々の事情で読むのが遅れた本作でしたが、なかなかにいい作品ですたよ! なんで当時ちゃんと読まなかったし!w

さた、この作品の主人公・夏目康祐はこの手の作品にしては珍しく、最初からヒロイン・水無瀬まどか(この名前だと違う娘が連想される……w)と恋人という設定から始まります。……リア充爆発しろ(オイ)2人は商店街の福引で沖縄旅行を引き当て、ひと夏の思い出を作ろうと意気込むわけですが、その行きの飛行機の中で妙齢の美人・葉月陽子と出会い、3人で沖縄の夏を満喫することになります。
当初、恋人同士の2人に無関係な女性1人という構図に不安を感じていましたが、これがいい感じのバランスで物語が成り立っておりまして、私の心配は杞憂となりました。陽子はあくまで部外者というスタンスを崩さないのでNTRには引っかかりませんし、まどかも色々あって彼女を認めるようになるので、変に修羅場へ発展することもなく安心して読めました。むしろ陽子が2人へエロい入れ知恵をしたことが物語を良い感じに回す潤滑油になり、面白くなる要素になってます。

物語的には、3日間の沖縄旅行の様子をコミカルに描いており、ノリの良く適度のおバカな主人公の一人称なのも相まってなかなかに楽しめました。ただ彼らの旅行内容は実質それほどドラマチックではないので、劇的な面白さを期待するのは難しいですかね。まぁどちらかというとエロス重視の作風なのでそれほど問題にはならないと思いますが。
エロシーンも結構気に入りました。物語開始時点ではセックス経験も無く無垢なまどかが、康祐との初夜や陽子の入れ知恵でエロチックに変わっていくのはなかなかエキサイトしましたね。陽子との蜜月もあまり湿っぽくならずにカラッと描写されていたのも好印象。とりわけ、終盤の3Pで康祐をエッチに苛めて愉しむまどかの姿にはもう涎が止まりませんでしたよ。ナイスナイス!

そして挿絵の珈琲貴族さんは同時期に発売されたパラダイムノベル「CURE GIRL」の挿絵担当ということもあり、結構目立っていた感がありましたね。絵柄は一般的な萌えとは若干違ってますが、なかなか肉感的でエロかったです。

というわけで、なかなかに満足だった一冊でした。ぷちぱら文庫Creativeは意外といい感じなオリジナル作品を出してくれるので、今後も期待大ですね。
……と言いたいところなんですが、来年の1月までの刊行予定を見てもCreative作品が出る情報が見つからないんですが。もしかして……?
い、いあそんなバカな。ヴァージン文庫の二の舞になどなるはずがない! ぷちぱら文庫Creativeの戦いはこれからだ!(完)



ストーリー:★★★★☆+
キャラクター:★★★★☆+
エロス:★★★★★
イラスト:★★★★★



ぷちぱら文庫公式サイト
美少女文庫レビューブログ
AUTHOR: フミツキマサヒト DATE: 11/16/2011 23:11:56 >オリジナルの方が知らない分、楽しみではありますね。
『ぷちぱら文庫Creative』で出すことに意義があると思うのです。実質、ぷちぱら文庫だけじゃパラダイムノベルスと大して変わらんやん……。

>ヴァージン文庫…、今月新刊出るみたいですよ
今更何しに来たんだ感バリバリですな。さて、この落胆した私を楽しませくれるでしょうかね……?

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フミツキマサヒト

Author:フミツキマサヒト
オタク属性持ちの社会人。美少女文庫とは06年くらいからの付き合いで、そこからズルズルとJPへのめり込む。(義)妹とメイドとツンデレと×ェ××オが好き。
※画像はAuthorと関係ございません。

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