(美少女えすかれ文庫)ツンマゾ!! 武闘派生徒会長だってM
病院が来い(挨拶)
そんなこんなで、前作がかなりの反響を呼んだ「ツンマゾ」第二弾です。
さっそくレビュー……といきたいところですが、少々時間が必要ですのでとりあえず表紙だけ貼っておきます。
……つーかヤヴァイわな、この表紙w
(4/3追記)
それではレビュー開始です。
最初にお断りしておきますが、この作品は前作以上に上級者向けです。もう超・上級者向けといっても過言でもない。
「ウチの妹がここまでMなわけがない」を読んで相性200%くらいだった人くらいじゃないと、かなり実用性に難があると思われます。
プレイ内容自体は前回より数段グレードアップしてます。
前回はMヒロインに合わせていくうちに主人公がSの才能を身に付けていくのですが、今回は最初っから主人公がSなので最初から飛ばしまくってます。
とりあえず、色々とぶっ飛んだ名台詞があるで、少しばかり抜粋してみます。
「なに? メスブタってところ?」
「も、もう一度! ワンモア!」
「いや悦びすぎでしょ、メスブタさん」
「よく聞こえてこなかったから、もっと貴様の魂で呼びかけてみるんだ!」
「いい加減にしないと裸で畜舎にぶちこむよ、メスブタ生徒会長」
「ふあぁ、こんな屈辱ひどすぎる……!」
「ほら、はやく舐めとらないと終わらないよ。がんばれ雑巾メイド羽黒ユウ」
「が、がんばる……私にも雑巾としてのプライドがあるから」
「偉いっ! 雑巾偉いっ! ご褒美にもっと突いてあげよう!」
「ア、アヘ顔なんてなんかしてないぃ……。わ、私は、雑巾の仕事に、誇りを持っているッ」
酸欠で薄れゆく意識の中、ぺちゃりと唇に粘り気を感じた。待ち望んだ瞬間だ。雑巾としての使命を果たすときだ。
おい、誰かコイツらに病院を紹介してやってくれ。頭のネジが全部飛んでやがるぜ……。
何と言っても、地の文までアホ丸出しなんですわな。このテンションについてくのも、慣れてない人は厳しいと思います。
ただ、そんな色物作品でありますが物語の根っことしては、生まれながらM気質と潔癖症を同居させて苦しむ少女と、どす黒い感情を仮面で覆い隠す少年が互いに交わることで変わっていく、成長の物語でもあります。
まぁでも描写的には変態かつアホさ満点なので「だからどーした」としかならないでしょうがね……。
あと更に、前回のヒロイン・鷲尾真子は羽黒ユウと従姉であることが判明。しかも作中で南堂家とやらの存在が仄めかされ・聴きなれない名字(水戸・千鶴)が出てきます。
……もしかして正式にシリーズ化を狙っている? これ以上のハードさを?
スンマセン。カンベンしてくださいorz
あっ、ちなみに私のお気に入りのキャラは毒島量子です。メシ超うめええええええええっ!
──総 評──
キャラクター:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆+
エロス:★★☆☆☆
イラスト:★★★★☆