(美少女文庫)お嬢様☆メイド化計画
あ……ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは、YUKIRINの挿絵を見ていると思っていたら、いつのまにかみさくらなんこつの挿絵と見間違えていた」
な……何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何が起こったのかわからなかった……。
頭がどうにかなりそうだった……。発注ミスだとか路線変更だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……。
さた、そんなこんなで今回は山口陽さんの「お嬢様☆メイド化計」なわけですが、一部で挿絵がみさくらなんこつっぽくなっていると話題になってるようです。持ってる方は、まず表紙を捲ってもらえばお分かりかと思います。
どう見てもみらくらなんこつです。本当にありがとうございました。
まぁ要するに、アクメったときにヒロインが白目剥いちゃうわけですよ。これは好き嫌いが別れるのではないでしょうか? 私はちょっちイヤかなーと思いましたが、本編のお嬢様の淫乱っぷりを鑑みれば、あながち合っていなくもないと思います。
今回のテーマは「逆転劇」。
主人公・浅沼浩光はご令嬢・九条亜佐美の専属執事として生活していましたが、とある日にこの二人は赤子の頃に互いを取り違えたことが判明。そのため執事だった浩光は御曹司へ、亜佐美は使用人へとさせられてしまうのでした……。(浅沼家は先祖代々、使用人の家系らしい)
こう書くとコメディっぽいノリかもしれませんが、私個人としてはちょっと切ない話なのかもな、と思います。
お嬢様の頃の亜佐美はそれこそ暴君で、浩光を辱めるためといって足コキするわ、出した精液舐めさせるわ、鬼畜の限りを尽くすんですが、使用人に転落してからはしばらくは今の境遇に納得できず御曹司になった浩光に高威圧に接します。
ただ段々と、他の使用人たちの陰口や級友たちからの奇異な視線に堪えかねるようになり、孤独になっていきます。
さて、この辺りの境遇を「ザマァww」と言うか、「可哀想に……」と思うかでこの作品の評価が別れそうです。前述した暴君っぷりもあったことで、この辺りは結構悲惨に描写されるわけですが、そんな彼女を救うのは、やはり元執事で現主人である浩光なわけです。
予定調和といえばそれまでですが、その過程で浩光は亜佐美を性的に調教して従順にさせて彼女の保身を図ることになります。その影響で彼女はゆがみねぇ淫乱になり、第四章のあたりになると(性的に)従順になった様子が見られます。そしてアヘ顔も……。ヲイヲイッ亜佐美さん、だらしねぇな。
印象に残ったのは、一人授業をサボって浩光の机で自慰するシーンでしょうか。そうでもしなければ、その時の彼女はホントウに辛かったんでしょう。なんとなく切なくなりました。
そしてラストですが……まぁ、これは伏せておきましょう。
「ハァ?」と思うかどうかは人それぞれだと思いますが、この結末は浩光と亜佐美の二人が無事に幸せになれる最良のモノだったんじゃないかと、私は思います。
さて、突然ですが名台詞と挿絵ベスト3の発表です。
名台詞編
214頁『浩光には、私をこんなにエッチにした責任、取ってもらうんだから……』
276頁『……貴女なんて玩具で充分よ、浩光は私のものなんだからっ』
290頁『どっちなのっ!? 私のことをこれからも可愛がってくれるのかしら!?』
挿絵編
11頁、277頁、301頁(アヘ顔)
メイドものは外れがないと信じて疑わなかった私ですが、こんなはストライクに当たった……という幹事とは違いますネェ(でもレビューが長いorz)
アヘ顔見たさに購入してみたも、面白いかもしれませんねw
そーいえば、サブヒロインでもう一人メイドさんがいたような気がしますが……誰でしたっけ?(ヲイッ)
──総 評──
キャラクター:★★★☆☆+
ストーリー:★★★☆☆
エロス:★★★☆☆+
イラスト:★★★☆☆
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>、『お世継ぎ』や『超乳』に比べれば確かに大人しいかもですね。
まぁ大人しかった分、これはこれで面白かったですけどね。中盤辺りの一人教室で▲▲してたシーンとか、結構ジーンときましたが。
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当ブログのレビューを紹介して頂いた様でありがとうございます。
マサヒトさんのレビューは自分の言葉で書かれていて、参考になりますね。
こちらからもリンクさせて頂きますので、今後ともよろしくお願いします。