(美少女文庫)生徒会長は俺の嫁!?
俺の嫁って最大級の賛辞ですけど、まさかホントに嫁にするとは……(挨拶)
さた、「俺嫁」ですがこれ読んだの実は1週間くらい前です。何故すぐに書かなかったしっ!
→A.メンドくさかったからw
んでもって、そのためか若干うろ覚えの箇所があるかもですが、その辺はショナイのほうでw
メインヒロインですが、タイトルにもなっているように生徒会長属性。もっと言えば王子様系お嬢様で、お嬢様で完璧超人です。
ただ、少々(……かなり?)の敏感体質で、ちょいと愛撫するだけでらめぇぇぇっ状態になってしまうのがコンプレックスだとか。そのせいで上手く恋愛できないとのこと。
そんな彼女・葉華は偶然にも、木の上で絵本を読んで泣いてたとこを凡人主人公・弘樹にしまったわけで、不可抗力の事故でしてしまったファーストキスを口実に、生徒会長さまの婿に教育させられるわけなのが、この物語の導入部です。
入り方が強引だったのを除けば、それなりに良かった作品です。なんでも完璧にこなしてしまうがゆえに頭のお堅い葉華と、流れで婿にさせられたけど会長との交流で徐々に本当の愛を芽生えさせていく弘樹が織り成す日常は、読んでいてもどかしくも面白いものでした。
体育祭で葉華が父親に始めて反抗するシーンなんかは、いいんじゃないでしょうか。「武」なんかより、やっぱ大事なのは「心」ですよね。
美少女文庫では3回目の挿絵担当となる七瀬葵氏ですが、これがいい感じに合ってると思います。これも体育祭のシーンですが、261頁のものはブルマーでオラ思わず(;´Д`)ハァハァしちまったぞっ!
って、ちょっと興奮してしまいました。失礼。
サブキャラもいい味出してます。特に寮長なんて漢ですよね。私も漢塾に参加したいです。
逆に最後まで敵だったユウヒは不憫ですよね。以前読んだ上原りょうの「あねてぃ」の郁美さんみたいに主人公の協力者になってくれれば嬉しかったんですが、彼女は最後まで葉華を信奉して弘樹を嫌悪し、あまつさえ葉華を解放するという名目のもとに葉華の望まない弘樹の妨害をしたわけです。
あぁ……不憫なんて中途半端ですよ。これは嫌いな女です。一種の病み状態でしょうか。本当に葉華を好いていたのなら、弘樹との仲を祝福するべきだったでしょうに……。まぁ四の五の言っても仕方ありませんが。
こんな感じです。一般ラノベですが「獅子王(ぐれん)会長と喧噪と日常」と比較すれば、そっちのほうが面白いかもです。
……ん? エロ? 「俺嫁」にそんなシーンありましたっけ?(ヒデェ
美少女文庫での紹介
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