(美少女文庫)姉妹と調教対決! 勝ったら弟にしてあげる
特にネタが思いつかなかったので、このままレビュー行きます。スンマソン。
あすなゆう氏の4冊目になるこの今作ですが、エロさやシチュエーションはこれまでの氏の作品より強調されてます(テーマが『調教』なのでそりゃそーかもしれませんが)。
ただ、1冊目、2冊目に感じていた表現の淡白さ(エロシーン含む)はまだ改善されてないっぽくて、どうしてもエロシーンなのにエキサイティングできないっす。勿体無い……。
物語は、明治維新から続く西洋式SM術の血筋である丸城戸家の一員となった主人公・響が、義弟と認められるために義姉たちと調教対決をする、ってのが大筋な流れです。
ヒロインとなる義姉は三人。
無邪気で主人公に始めっから好意的なボクっ娘三女・胡桃。
冷静沈着で中立(でもやや主人公寄り)の次女・あざみ。
不動産会社の社長で、丸城戸家の女王様な長女・梨乃。
それぞれ歳があがるごとにプライドとおっぱいが大きくなっている模様(笑)。イラストを見ると年上というよりロリ感が漂いますが、まぁこれは好みの問題でしょうか。
主人公の響は至ってノーマルな少年ですが、胡桃に唆されて彼女を調教してからは徐々にSの能力に目覚めていくわけです。
物語の終盤では長女の梨乃を調教完了させて夜にネイキッド状態で犬の散歩をさせるほどになります。そんな影響もあってか、ラストに登場した丸城戸家の現当主・三姉妹の祖父に跡継ぎとして認められることとなります。響……恐ろしい子!
全体的に見て、これまでの作品よりは「いいかなぁ」とは思うものの、やはり物足りなさを感じたのも事実です。
まだまだ成長の余地があるということでしょうか? また興味をそそられるテーマで作品を出してくれれば、買うかもしませんね。
しかしまぁ、それにしても……梨乃さん、裏表紙のアヘ顔自重しろw
──総 評──
キャラクター:★★★☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
エロス:★★★☆☆+
イラスト:★★★☆☆
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